少し前に、お客さまからのお問い合わせで、
「ヤマハさんのデジタル教材ご存知ですか?
家で使ってみようかと思っているんですけど
そちらの商品を使って、使用できますか?」
というものでした。
今年のリコーダーコンテスト会場で、ヤマハさんのデジタル教材のソプラノ用を、ホールで見かけて存知ておりました。 しかし、dim.dim.を試したことはなかったので、機会があれば、試してみたいい気持ちはありました。
今年もヤマハさんのブースが出展なさっていたので、敬訪問いたしました。 ありました。デジタル教材。
最近、自分の弱さを反省、やっぱりここはひとつ、試させていただこう・・・・・「あの〜、お客さまからご質問がありまして・・・」流石、ヤマハさん、なんとブースにいらした社員さんが、dim.dim.をつけて、自ら採点テストに臨んで下さいました。 はぁ〜、勇気出してよかった。 しかしながら・・・
結果は・・・・・残念ですがおお勧めできません。正直にご報告いたします。一般のお宅で練習して頂ける会話程度の音量(50㏈)まで、dim.dim.で音を小さくすると、音が半音程度下がるので、採点は正しく、上手な方が吹いても「46点」でした。
とにかく、ヤマハの方にご了解を頂きましたので、この問題の解答、ご報告いたします。
でも、なんか、考えます。待ってて下さい。50㏈でもマイクは音をひろえているのですから・・・・
どうしてもピッチを合わせて練習したいという事でしたら、方法無くはありません。 楽器を愛しているのかと言われそうですが、お約束したので、「乱暴な方法」あげておきます。
「リコーダーの頭部管と中部管の間を短くする」という事なのです。 完全に頭部管と中部間管引き抜いた状態で、頭部管の下、ウィンドウェイと反対側を7~8mmと、肘部管の上部を同様に7~8mmカットして、後につないいでから、dim.dim.を付けて吹いてみてください。良い感じでチューニングされませんでしたか
コチラは「dim.dim.tile」改め「dim.dim.band」のプロトタイプです。(アンケートの得票数が最も多かったのでこのネーミングで行きます!)昨年5月、東京ビッグサイトで開催された「第1回 学校施設・サービス展」での発表から、既に9か月になります。
只今、ブログ「Whisper in the リコーダー開発日記」でもお伝えしたように人手不足で、倉庫会社から移転の要請を受けています。2週間前から販売を開始した「dim.dim.premium」の取扱説明書や、販促物の製作もしなければいけないのに、倉庫探しもです。ついでに、助成金申し込みの書類もあり、終わった仕事は確定申告くらいです。 只今、ブログ「Whisper in the リコーダー開発日記」でもお伝えしたように人手不足で、倉庫会社から移転の要請を受けています。2週間前から販売を開始した「dim.dim.premium」の取扱説明書や、販促物の製作もしなければいけないのに、倉庫探しもです。ついでに、助成金申し込みの書類もあり、終わった仕事は確定申告くらいです。なんで、未だに発売されていないかと言うと・・・製造費が目標に達していないからです。 これが1000円を超える販売価格になったら皆さんの期待を裏切る事になるでしょう。
製造コストの調整で遅れています。始めて海外での製造も検討しましたが、創業からお世話になっている機関からのアドバイスもあり、再度、国産を目指して材料から見直しています。残念ですが、価格が希望にかなうまで、このdim.dim.bandの登場はありません。
展示会で好評だったのは、価格だったと思うのです。機能では無い事は、私も承知しています。ですから、もう少しお時間をくださいませ。
dim.dim.発売当初から、多くのお客様にご質問を頂いていましが、やっと出来ました。木製リコーダーでも使える「dim.dim.premium」です。
写真では解りにくいのですが、違いはホルダー部分の素材です。今までは竹粉とプラスチックの混合材料で作っていましたが、木製用はエラストマーで出来ています。
品質を感じて頂けるエラストマーに仕上げました。しっとりと滑らかで、リコーダーにより柔軟にフィットします。
だからあまり強くベルトを引っ張らないで下さいね。以前のように洗濯機に、ポイと投げ込んだりも困ります。 デリケートな材質なんです。
山野楽器さんの「木製リコーダーフェア」で販売を開始しました。 そう、銀座デビューです。
お陰さまで販売は好調でした。ありがとうございます!!
木製リコーダー用dim.dim.premium、やっと、お客様のリクエストに応えられました。 もちろん、今度はテナー用もありますよ。
取扱説明書やパンフレット、JANコード、ネットでの販売は6月目標です。
*dim.dim.bandの取付の様子です。
ひとりで作っていて困ることがあります。 散々開発で使っているので、開発が終わるころには,リコーダーの演奏はともかく、調整の加減が巧みになっています。
それがとういう事かというと、初めての人が使えるのかが、自分では判らなくなっているのです。 そこで、金型の発注を掛ける前や、取扱説明書を作る時などには、必ずどなたかに試奏して頂いく工程を入れています。
今回は、今までのdim.dim.を使って頂いている方が良いと思いました。 前のタイプとすっかり形状が変わったので、使いにくくなった感じがあって、どうしても自分ではスッキリしません。
具体的に言ってしまうと調整箇所が増えたのです。 子ともには使いにくくなっていないかと、不安でした。 ところが結果は、至って好評でした。ゴムの長さの調整をしなければいけなくなったのですが、それほど苦ではなかったとの事でした。(良かったぁ)
改良の目的は安価にすることと、製造のスピード化でした。 沢山の人に使ってもらうにはマストなミッションです。
そしてもう一つのサプライズ!!! 対応できるサイズが1個で4サイズになりました。 これもお得感ありますよね。
とにかく、「試奏」という最終関門は無事突破! でも、ホントに安く出来るのかな・・・・
KOTORI楽器で金型が作れなかった時の最初にリリースした製品です。 しかし、思いのこもった商品でした。 私に製造の厳しさを教えてくれた製品でもあります。 購入して下さった方の中には、まだご愛用下さっている方もいらっしゃるそうですね。 本当に嬉しいことです。 製造はお休みしておりますが、スポンジを除く部品については在庫があります。 先ず下のメールにてお問い合わせ下さい。タイトルに「キット修理希望」として頂くと、少し早くご対応できます。 dim.dim.kitを送って頂き、修理後返送させて頂きます。送って頂く前に料金をご確認できます。